◆最終報告書

平成25年2月9日

第三者委員会の最終報告書

第三者委員会の最終報告書がとりまとめられ、2月7日に委員長から碧南市長に報告書の提出が行われました。
≪報告書は碧南市のホームページに掲載されています≫
http://www.city.hekinan.aichi.jp/kodomoka/

最終報告書に対する率直な感想は「評価できる点も多いが、全体としては満足できる報告書ではない。」というものです。

今回、県のレベルで調査・検証が行われたことにより、事故の直接的原因の検証にとどまらず、事故の背景にある最低基準の問題や事故後の行政の対応など、幅広い視点から多くの指摘や提言が行われた点については評価できると思います。また、重大な事故が発生したときには速やかに検証委員会を設置すべきとの提言がなされた点も評価できると思います。
しかし、私たちがこれまで何度も指摘してきた「県の最低基準の解釈・運用には重大な問題があったこと」や「保育所の指導監督権限を持つ県の役割や責務」については、この第三者委員会においても、議論の過程で骨抜きにされ、結局最終報告書にも明記されませんでした。県の対応に関する指摘は極めて不十分であり、この点については全く評価できず、報告書全体としては残念な結果となったと言わざるを得ません。

このような残念な結果となった原因について、事故の当事者である県子育て支援課が第三者委員会の事務局を担当するとともに、委員の一人に県の責任者(事故当時の担当課長)が含まれていたことが大きく影響したと私たちは認識しています。実際に、事務局の説明や県の委員の発言が議論をミスリードする場面が多く見受けられ、委員会全体の公平性・中立性を大きく損ねていました。

最終報告書について、納得ができない部分が多いのは事実です。しかし一方で、保育事故の再発防止に向けて意義のある指摘や提言が数多くなされたことは、大きな成果であり、これまで頑張って活動して来て良かったとも感じています。

今日まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。今後は、保育事故の調査・検証の制度化の実現や、事故から得られた教訓を一人でも多くの保育関係者・お父さん・お母さんに伝える活動に取り組んでいきたいと考えていますので、これからも引き続き応援くださいますようお願い申し上げます。

栗並 秀行
栗並 えみ


≪2月7日中日新聞夕刊≫
20130207中日夕刊


≪2月8日中日新聞朝刊(県内版)≫
20130208中日朝刊(県内版)カラ


≪2月8日読売新聞朝刊(三河版)≫
20130208読売朝刊(三河版)


≪2月8日毎日新聞朝刊(三河版)≫
20130208毎日朝刊(三河版)縦長


≪2月8日朝日新聞朝刊(三河版)≫
20130208朝日朝刊(三河版)
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第三者委への要望

平成25年1月23日

第三者委員会の委員あてに要望書を提出しました

前回の第三者委員会において、事故報告書の案が示されましたが、県の役割や責務、面積最低基準(いわゆる詰め込み保育)の記述が不十分であると感じました。委員会の議論では数多くの重要な指摘がなされていたにも関わらず、報告書案にはそうした重要な指摘が正確に反映されていませんでした。
そこで、各委員あてに、これまでの議論の経過をより正確に反映した内容に修正するよう求める要望書(改善提案)を作成し、1月21日に委員会の事務局(碧南市)に提出しました。

要望書提出時には、新聞・テレビ各社の取材を受け、予想以上の反響に驚きました。今後取りまとめられる最終的な報告書が、要望事項を反映したより良いものとなることを期待しています。

なお、「県の責任を」との報道もありますが、正しくは「責任」ではなく「責務」です。保育所の指導監督権限を持つ県の役割の重要性を指摘すべきという話であり、県の責任の追及については要望していません。誤解のないように何度も言いますが、事故の検証と責任追及とは区別するべきです。


≪1月22日中日新聞朝刊(県内版)≫
20130122中日朝刊(県内版)


≪1月22日読売新聞朝刊(三河版)≫
20130122読売朝刊(三河版)


≪1月22日朝日新聞朝刊(三河版)≫
20130122朝日新聞(三河版)


≪1月22日毎日新聞朝刊(三河版)≫
20130122毎日新聞(三河版)

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第7回委員会

平成24年12月27日

第7回目の第三者委員会が開催されました。

12月25日に第7回目の第三者委員会が開催され、報告書案が初めて示されました。今回も委員から多くの意見が出されましたが、今回で委員会は終了という形となり、驚いています。報告書案の修正ののち、最終報告書となるようです。

報告書案の内容については、幅広い視点から多くの指摘・提言が行われており、その点については評価ができると感じました。しかし、具体的な記述については、整理・表現が不十分であると感じました。

中でも、特に不十分であると感じたのは、面積最低基準に関する事項です。事故の背景として社会的関心も高く、各委員からも数多くの重要な指摘がなされていたにも関わらず、報告書案にはそうした重要な指摘が正確に反映されていませんでした。まさに行政にとって都合の良い「骨抜き」の表現となっており、これまでの委員会での議論は何だったのかという強い疑念を抱きました。

また、事故が起きた際の行政の責務に関する整理も不十分であると感じました。保育施設の指導監督権限を持つ県の役割や責務がほとんど記述されておらず、とりわけ、重大な事故の検証についても市町村の役割として提言している点については、県の責任放棄につながるのではないかと大いに疑問を感じました。この点については、委員間でも認識が異なっていたことから、記述の見直しを行ってほしいと思います。

これまでの委員会でしっかりとした議論が行われていただけに、報告書案の段階でなぜこのような形となってしまったのか、残念でなりません。報告書が自分の思いとは異なる内容となるのは仕方のないことだと思っていますが、委員会での議論の内容が正確に反映されていない点は、到底納得できるものではありません。
これまでの各委員の重要な指摘を少しでも報告書に反映してもらうために、各委員あてに改めて意見書を提出したいと考えています。


≪12月26日中日新聞朝刊(県内版)≫
20121226中日朝刊


≪12月26日毎日新聞朝刊(県内版)≫
20121226毎日朝刊
※補足: 記事に「県への責任追求が不十分だ」との私のコメントが掲載されていますが、これは誤りです。「県の役割や責務についての指摘が不十分」が正確なコメントです。私が求めているのは事故の原因究明と再発防止であり、園や行政に対する責任追及はこれまで一切行っていません。


≪12月26日読売新聞朝刊(三河版)≫
20121226読売朝刊


≪12月26日朝日新聞朝刊(県内版)≫
20121226朝日朝刊

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第6回委員会

平成24年11月28日

第6回目の第三者委員会が開催されました。

11月26日に第6回目の第三者委員会が開催されました。
委員会では、報告書作成のための項目案が示され、事故の再発防止に向けての課題についても幅広く議論が行われました。
多岐にわたる論点・課題を月1回の委員会の場で整理できるのか心配していましたが、委員会では活発な議論が行われるとともに、委員間で認識を共有する場面も多くみられ、良い形で検証が進められていると感じられました。
面積最低基準の問題についても引き続き議論が行われ、国の解釈・運用が時代背景とともに変遷してきた過程も明らかにされました。
また、各委員からは 『事故現場を視察した実感からも、保育士がゆとりを持って安全な保育に取り組める環境を確保するための面積基準が必要と考えられる。』  『適切な保育環境をつくる現場の取り組みも欠かせない。面積基準の数字だけを機械的に捉えて運用するのはよくない。』 といった重要な指摘もなされました。

※報告書項目案は会議資料(碧南市のホームページ)にて公開されています。
http://www.city.hekinan.aichi.jp/kaigi/kodomoka/daisansha/daisansha.htm

≪11月27日読売新聞朝刊(三河版)≫
20121127読売朝刊


≪11月27日毎日新聞朝刊(県内版)≫
20121127毎日朝刊


≪11月28日中日新聞朝刊(西三河版)≫
20121128中日朝刊

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第5回委員会

平成24年10月23日

第5回目の第三者委員会が開催されました。

昨日、第5回目の第三者委員会が開催されました。
委員会では、専門機関でのおやつ(ラムネ・カステラ)の検査結果の報告のほか、面積基準の問題、事故後の行政の対応等についての活発な議論が行われました。
各委員からは、『面積基準の問題の背景には、保育環境よりも経済効率を優先する保育施策が根底にあるのではないか』 『ナショナルミニマムである国の基準があいまいだったことも問題』 『保育施設で重大な事故が起こった際の調査体制や検証の仕組みが必要ではないか』 といった、非常に重要な指摘もなされました。
このように、事故の背景や事故後の対応から見えてくる制度上の問題にも踏み込んだ議論がなされていることは画期的なことであり、保育事故の再発防止に向けた今後の議論にも期待したいと思いました。


≪10月23日毎日新聞朝刊(三河版)≫
20121023毎日朝刊


≪10月23日読売新聞朝刊(三河版)≫
20121023読売朝刊


≪10月23日朝日新聞朝刊(三河版)≫
20121023朝日朝刊

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第4回委員会

平成24年9月20日

第4回目の第三者委員会が開催されました。

第4回目の第三者委員会が9月18日に開催され、見守り体制や救急処置、事故の背景にある面積最低基準など、多くの論点について意見交換が行われました。
面積最低基準についての突っ込んだ議論もありましたが、愛知県は「乳児室又はほふく室の面積基準について、国が解釈を明確化していなかったので一律1.65㎡でも問題ないと認識していた」と委員会で説明。 県下の各市町村や各保育所も同様の認識であったことも委員会で明らかにされました。

「今後、3回程度委員会を開催して結論を得る」との方向性も示されましたが、まだ議論が不十分な論点(面積最低基準、事故後の行政の対応等)もあることから、そうした論点について引き続き委員会においてしっかりと検証していただくよう、申し入れを行いたいと考えています。


≪9月19日中日新聞朝刊(県内版)≫
20120919中日朝刊


≪9月19日読売新聞朝刊(三河版)≫
20120919読売朝刊


≪9月19日毎日新聞朝刊(県内版)≫
20120919毎日朝刊


≪9月19日朝日新聞朝刊(三河版)≫
20120919朝日朝刊

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第3回委員会

平成24年8月9日

第3回目の第三者委員会が開催されました。


第3回目の第三者委員会が8月7日に開催されました。
当日は、委員による担当保育士・園長・副園長の聴き取り調査が行われました。
聴取後の意見交換では、事故の背景にある園の安全管理体制や面積基準にも踏み込んだ質疑があり、事故防止向けてより本質的な議論が進みつつあると感じました。


≪8月8日中日新聞朝刊(県内版)≫
20120808中日朝刊改


≪8月8日毎日新聞朝刊(県内版)≫
20120808毎日朝刊


≪8月8日朝日新聞朝刊(県内版)≫
20120808朝日朝刊

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第2回委員会

平成24年7月13日

第2回目の第三者委員会において、意見陳述を行いました。


第2回目の第三者委員会が7月11日に開催されました。
当日は、委員による現場の視察が行われた後、私たちが意見陳述を行いました。

時間の都合上、委員による議論はあまり行われませんでしたが、面積基準の問題についてもようやく議論が行われるようになりました。また、私たちがこれまで行ってきた聞き取り調査の記録も検証材料とすることとなりました。少しづつですが、検証が進みつつあります。

第2回目の委員会であるにもかかわらず、多くの報道関係者が傍聴に来ており、本件の社会的な関心の高さを改めて実感しました。翌日の新聞各紙(いずれも県内・三河版)でも大きく取り上げれ、異例の新聞報道に私自身大変驚きました。


≪7月11日中日新聞朝刊(県内版)≫
20120711中日朝刊(県内版)


≪7月11日朝日新聞朝刊(名古屋・三河版)≫
20120711朝日朝刊(名古屋版)


≪7月11日毎日新聞朝刊(三河版)≫
20120711毎日朝刊(三河版)


≪7月11日読売新聞朝刊(三河版)≫
20120711読売朝刊(三河版)

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◆第三者委員会発足

平成24年5月29日

◆第三者委員会が発足しました◆

わが子の保育所での死亡事故を検証する第三者委員会が発足し、昨日、その初会合が開催されました。(第三者委員会の事務局は愛知県・碧南市が共同で運営)
事故から1年半を過ぎてようやくといった感もありますが、専門家​が一堂に会するのを目の当たりにし、これまでの活動がやっと形に​なり始めたのだと実感しました。
委員・事務局の方々から、事実を明らかにし教訓を学び取ろうとす​る真摯な姿勢も感じられ、今後の審議に期待したいと思いました。

≪5月29日中日新聞朝刊(県内版)≫
20120529中日朝刊(県内版)


≪5月29日読売新聞朝刊(三河版)≫
20120529読売朝刊(三河版)


≪5月29日毎日新聞朝刊(県内版)≫
20120529毎日朝刊(県内版)


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